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ベーチェット病

ベーチェット病は、全身の諸臓器に急性の炎症性発作を繰り返す難治性の炎症性疾患です。

ベーチェット病の症状と特徴

ベーチェット病は、全身の皮膚粘膜や目に急性の炎症発作が繰り返し現れる病気で、現在もはっきりとした原因がわかっていない難病の1つです。性別に関係なく、遺伝的要因や環境因子、またはその両者が深く関係して発症すると見られています。

ベーチェット病の主症状は口腔粘膜の潰瘍で、次いで皮膚症状です。目にベーチェット病の症状が出る場合は、虹彩毛様体炎などのぶどう膜炎として現れることが多く、発作が続く場合は眼圧が上がったり、視野に障害が出てきたりということも考えられます。

眼に出てくる病変はベーチェット病の症状の1つで、皮膚粘膜の症状を中心に、腸管や神経まで症状が出ることがある病気です。発熱などが見られることもあります。

ベーチェット病の治療方法

ベーチェット病の場合は皮膚・粘膜の潰瘍などが特徴ですので、ステロイド外用薬を中心に症状を抑えていくことになります。ベーチェット病の症状が目に出る場合は、ステロイド点眼薬や散瞳薬、そしてベーチェット病の症状を抑えるためのコルヒチンやシクロスポリンを使った治療が行われます。インフリキシマブという新薬が今は用いられるようになり、ベーチェット病での視力低下の危険性はかなり低くなっています。

他にもベーチェット病が神経、血管、腸管などに特殊な病変を起こす事例があるので、ベーチェット病と診断された場合には全身の健康管理に注意を払わなければなりません。こうした特殊な病変は臓器に障害が残るリスクもあります。

ぶどう膜の病気

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