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片側顔面けいれん

片側の目をつぶるための筋肉、笑うときに収縮する筋肉、口の開閉にかかわる筋肉が勝手に収縮したり、収縮と弛緩を繰り返してピクピクしたりする病気です。

片側顔面けいれんの症状と特徴

顔面神経の圧迫などで、表情筋が無意識のうちに動いてしまう病気を片側顔面けいれんと呼びます。片目のまわりの筋肉がピクピクと動くことが多く見られます。緊張時にけいれんが強まり、口などへと症状が広がっていくのが特徴です。話をしている時や、ものを食べたり、笑ったりと口の周りや目を動かしている時にもけいれんが出やすくなります。

顔面の筋肉を動かす神経の異常で、痛みを伝える神経系とは別の神経となるため痛みは感じられません。中高年の女性に多く、高血圧や高脂血症なども発症リスクを高めることがわかっています。男女比はおよそ1:2程度なので、女性に多い症状ですが男性でも片側顔面けいれんの症状が出る可能性はあります。

片側顔面けいれんの治療方法

片側顔面けいれんの症状が軽い場合には、精神安定薬や抗けいれん薬などの内服薬を用いた治療が行われます。内服薬でも改善が見られない場合は、ボツリヌス毒素を用いて顔面の筋肉の働きを抑制する注射などが行われることもあります。

まぶたに異常が現れる病気ですが、眼科ではなく脳外科や神経内科といった診察科で診てもらうことになるでしょう。腫瘍や血管瘤が原因で、神経にぶつかりけいれんを起こしている可能性もあります。画像診断で、そうしたものができていないかを確認できると安心です。

眼瞼ミオキミアという、目の周囲の一部だけが動く症状があり、片側顔面けいれんと間違われることがあります。これはけいれんとは関係なく、生活習慣の見直しなどで自然に回復します。

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