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白内障と緑内障の違いは? 初期症状から治療方法まで
白内障と緑内障は目の病気の中で最もよく耳にする名前ですが、どんな違いがあるのかをみなさんは知っていますか?似たような名前の病気ですが、症状や治療法には大きな違いがあります。これまで正常な視力だったという方でも、知らない間に発症していたというケースも少なくないので、いつ誰が発症してしまうのかはわからないものです。
そこで、今回は白内障と緑内障の違いや、初期症状から治療方法についてまとめてみました。どのような違いがあるのか、それぞれの症状や治療法を知っておくと、早期発見ができるかもしれません。健康的な目を維持するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
白内障と緑内障ってどう違うの?
白内障と緑内障はよく耳にする目の病気ですが、似たような名前の病気なため、症状や治療法を勘違いしている方が多いと言われています。しかし、共通しているのは目の疾患というだけで、その他は全くの別物です。
白内障は瞳の中の水晶体が白く濁ってしまい、視界がぼやけて物が見えづらくなる病気です。一方、緑内障は眼圧が下がることで視神経を圧迫し、視界の一部が欠けて見える病気です。
簡単な説明ではありますが、これだけでも大きな違いがあることがわかります。いつ誰がなってもおかしくない目の病気なので、どのような違いがあるのかを知っておくと、自分だけでなく、家族や友人などの大切な人の目を守ることができるかもしれませんよ。
白内障ってどんな病気?
白内障は、加齢や光による瞳へのダメージが原因で、水晶体の中のタンパク質が変質してしまい、白く濁ってしまう目の病気です。本来なら外から入ってくる光の屈折が正常に働き、カメラのようにピントをあわせることができます。そのため、物や文字、景色などを鮮明に映し出すことができるため、はっきりとした視界を保つことができています。
しかし、白内障になってしまうと水晶体の中が白く濁ってしまうため、視界が白っぽく見えるようになり、光の屈折異常によって視界がぼやけてしまいます。白内障は特にお年寄りの方に多く、80歳を超える方のほとんどは、「老人性白内障」によって視力が低下しているといわれています。
また、白内障の原因は家族からの遺伝、放射線治療や内服薬などの全身疾患の治療による副作用などが原因となる場合もあります。さらに、中には生まれつき白内障を患っている「先天性白内障」という場合もあるといわれています。
■初期症状は自分では気づかない
白内障は特にはっきりとした症状が現れないため、初期段階では自分で気づかないことが多いです。そのため、徐々に白内障が進行するにつれて視界がかすむ、視力が低下するといった症状が現れることで、「何か目の病気なのかな?」と気づくのがほとんどでしょう。
また、白内障になると遠くのものが見えづらくなるので、ひとによっては近視が悪化したと勘違いしてしまうケースも少なくありません。しかし、白内障は視力の低下だけでなく、視界が白っぽく濁って見えるので、視界に異常を感じた場合はすぐに病院で診察を受けることをおすすめします。
■目薬や手術で治療できる
白内障の症状が軽い場合は専用の目薬、症状が悪化して生活に支障をきたす場合は手術を受けるという治療方法になっています。目薬の場合は完治することはできませんが、白内障の進行を抑える効果があるので、手術を受ける必要がありません。
しかし、あくまでも進行を抑えることを目的とした治療方法なので、水晶体の中の濁りを取り除くことができないことを知っておきましょう。定期的に病院で診察・検査を受けていれば、目薬だけで治療を進められるかもしれません。
手術をする場合は、水晶体の中の濁りをキレイに取り除き、専用のレンズを挿入することで元々の視界と視力を取り戻すことができます。手術は短時間で行われるので、患者さんへの負担も少なく、白内障を完治させることができます。
また、生活に支障をきたすほどではなくても、患者さんが希望する場合は手術を受けることができます。目薬で症状の進行を遅らせるのではなく、根本から改善したい方は、担当の医師に手術を相談してみるのも良いでしょう。
緑内障ってどんな病気?
緑内障は、眼圧が高くなることで視神経を圧迫することで障害を起こし、目で見た物の情報を脳まで上手く伝達することができないのが原因です。そのため、視界の一部が欠けて見えるといった症状が現れます。
眼圧が高くなるのは、眼球を覆う毛様体から作られる房水の排出が上手く行われていないことが原因です。房水は眼球へ栄養を送り、溜まった老廃物を運び出してくれる役割を持っています。そのため、房水の排出が正常に行われなければ、眼圧が上がってしまい、視神経を圧迫して障害を起こすことで緑内障になってしまいます。
緑内障は40歳以上の20人に1人の割合で発症している病気であり、失明の原因となる病気でもあります。また、緑内障は治療を受けても視界が欠けている症状を治すことができません。しかし、症状の進行を抑えることができるので、目に異常を感じたときは、早急に病院で診察と適切な治療を受けてください。
■緑内障は大きく分けて2種類ある
緑内障には「慢性緑内障」「急性緑内障」の2種類があり、初期症状にも違いがあります。慢性緑内障の場合、初期段階ではほとんど自覚がないため気づきにくく、症状が進行するにつれて視界の一部が欠けて見えるようになります。また、右目が緑内障の場合は、左目が欠けた視野を補おうとしてしまうので、自分が緑内障であることに気がつかないことが多いです。
急性緑内障の場合は、文字通り急激に症状が悪化するため、眼球への圧力が一気に高くなってしまい、眼球の痛み・頭痛・吐き気などの症状が現れます。生活や仕事に支障をきたすほどの激しい症状が現れるので、目の異常と共に体調不良を感じる場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。
■治療法は症状によって異なる
緑内障の治療方法は、「薬物治療」「レーザー治療」「手術」の3つに分けられますが、症状の度合いによって治療方法は異なります。ほとんどの場合は薬物治療によって緑内障の進行を遅らせる方法を行います。
しかし、薬物治療で効果が現れない患者さんには、レーザー治療によって房水の排水口をひろげる治療が行われます。また、レーザー治療でも効果が現れない場合は、手術をすることで眼圧を高くする原因となる房水の流れを良くして、症状の進行を抑える治療が行われます。
症状に合わせて治療方法には段階があるため、緑内障になったからといって即手術というわけではありません。しかし、場合によっては早急に手術が必要になる場合もありますので、まずは病院で診察を受け、担当の医師と今後の治療方法についてよく話し合うことが大切でしょう。
目に異常を感じたらすぐに病院で診察を受けよう
白内障と緑内障は病名が似ていますが、症状や治療方法は全く異なる目の病気です。白内障は手術をすることで完治することができますが、緑内障は欠けた視界を取り戻すことができません。さらに、緑内障は視力を完全に失ってしまう可能性がある目の病気なので、放置してしまうと取り返しのつかないことにもなりかねません。
また、白内障の治療なら有名な眼科クリニックである「品川近視クリニック」がおすすめです。経験と実績の豊富な医師が担当してくれるので、専用のレンズが適応しているのかを無料で検査してくれます。仮に白内障ではなかったとしても、緑内障の早期発見にも繋がるので、目に異常を感じている方は、ぜひ一度品川近視クリニックへ足を運んでみてください。