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眼球の構造

① 角膜

眼球の正面についている透明な膜。厚さは約0.5ミリメートルで、5層構造をしています。
光を目に取り入れて屈折させるレンズの役割眼球の内部を守る役割を担っています。

目の正面部の表層に位置し、強膜(白目の部分)とつながっています。
角膜には血管が通っていないため、酸素・栄養は、涙、房水から得ています。

*角膜自体は老化することはありませんが、角膜に傷がついたり、変形するなどして、角膜の透明性が失われると視力低下の原因になることがあります。

② 房水

角膜と水晶体の間にある「前房」を満たしている液体で、「毛様体」で産生されています。
*角膜といっしょに凸レンズを作り、外から取り入れた光を屈折させる役割
*血管の通っていない角膜、水晶体に酸素と栄養素を届け、発生した老廃物を集める役割があります。

③ 虹彩・瞳孔

水晶体の前面に位置する、いわゆる「黒目」の部分です。虹彩の中央部にある穴が瞳孔です。

これらは外から取り入れる光の量を調節する役割があります。
まぶしいときは虹彩が伸びて瞳孔を小さくし、取り入れる光を少なくします。
暗いところでは虹彩が縮んで瞳孔を大きくし、取り入れる光を多くします。

④ 水晶体

透明な組織で、 角膜といっしょに取り入れた光を屈折させる役割
紫外線を吸収して網膜に入らないよう守る役割があります。

角膜と異なっているのは、両面が凸レンズになっていること
厚さを自動的に調節すること。

水晶体は厚さを調節することによって、遠くのものにも近くのものにも、瞬時に焦点を合わせることができます。

*水晶体は目の老化に大きく関わっています。
水晶体が硬くなり、厚さの調節がしにくくなる ⇒ 老眼
房水から受け取る酸素や栄養が中央まで届かず白く濁る ⇒ 白内障

⑤ 毛様体・チン氏帯(もうようたい・ちんしたい)

水晶体の周囲に付属している、非常に微細な筋肉です。
水晶体が自力では調節ができない厚さを、これらが調節します。
角膜や水晶体に酸素・栄養を与える房水を作る働きもしています。
水晶体は、その厚さを変化させることで屈折を変え、見ようとするものにピントを合わせますが、自力ではできません。
⇒ 周囲にある毛様体とチン氏帯が伸び縮みすることで、水晶体の厚さを調節しています。

また、ここで作り出された房水は、以下のように働きます。

房水が分泌されて前房に送られる ⇒ 前房で角膜・水晶体に酸素・栄養を届ける。それと同時に発生した老廃物を集める ⇒ 集められた老廃物は、虹彩と角膜の間にある隅角(ぐうかく)から排出される

⑥ 網膜

眼球の奥にある、透明な膜。角膜・水晶体で屈折された光が像を結ぶスクリーンです。カメラでいえばフィルムに当たります。

網膜には、1億個以上の視細胞があります。
視細胞は、ものの形や色を認識します。ここで外から入ってきた光を電気信号に変換し、視神経を通して大脳に情報を送っています。

外から入ってきた光が像を結ぶ部分(スクリーンにあたる部分)は、瞳孔からまっすぐ奥の突き当たりですが、網膜のこの部分を黄斑部(おうはんぶ)といいます。その少しくぼんだ中心部は中心窩(ちゅしんか)といい、視細胞が密集しています。

この細胞に酸素・栄養を届けるための血管が多数ありますが、血管は老化が現れやすいので、黄斑部も老化による障害が起きやすい部分です。

⑦ 強膜・結膜

強膜――白目の部分で、不透明の乳白色をしています。厚さ約1ミリメートル。角膜とつながっています。
眼球を保護し、目の形を球形に保つ役割があります。

結膜――強膜の周囲やまぶたの内側にある膜。毛細血管が張り巡らされています。
眼球とまぶたを構造上つなげています。

⑧ 硝子体(しょうしたい)

眼球の中を満たしている、透明なジェル状の組織。成分の99%が水分で、卵白より少し硬いくらい。

*外部からの衝撃をやわらげるクッションの役割
*眼球の中に空間を作っている(角膜・水晶体を通ってきた光が、スクリーンである網膜に像を結ぶために必要な空間です)

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