[PR]レーシック症例実績121万件、患者満足度98.6%、クチコミ1位の病院はコチラ
失明原因1位は緑内障。こんな症状が出たらすぐ病院へ
みなさんは「緑内障」が失明原因1位であることを知っていますか?最悪の場合は失明の可能性があるとても怖い目の病気で、症状が進行するにつれて徐々に視界が失われていく目の病気です。人によっては初期症状が現れないので、知らぬ間にどんどん進行しているかもしれませんよ!
そこで、今回は失明の危険がある緑内障についてご紹介していきます。発症することで現れる症状や、どんな治療法があるのかを知っておくと、万が一発症しても早期発見に繋がります。早い段階であれば視覚障害を抑えることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
緑内障ってどんな目の病気なの?
緑内障とは、目で見た情報を脳に伝達させるための視神経が異常をきたし、見たものを正しく脳に伝達できなくなる目の病気です。視神経に異常は、眼球内の水分が溜まることで圧力が高くなり、神経を圧迫することが原因で視覚障害を引き起こしてしまいます。
眼球内の水分である「房水」は、眼球へ栄養を運ぶ役割と、眼球に溜まった老廃物を排出する役割を持っています。そして、本来であれば排出すること正常な圧力を保っているのですが、この病気になると房水が上手く排出されないため、眼球内の圧力が高くなってしまうのです。
また、日本緑内障学会の報告によると、緑内障に悩む患者さんには40代の方が多いという結果が出ています。さらに、20人に1人の方が緑内障を発症しているという結果も出ています。そのうちの80%は、自分が緑内障であることに気づいていない方が多かったといわれています。
こんな症状が出たら要注意!
白内障の治療には目薬が処方されますが、結論からいって目薬だけで完治させることはできません。あくまでも白内障の進行を抑える・発症の予防という効果を持った治療薬なので、水晶体の濁りを解消することができないので注意しましょう。目薬を処方されるということは、白内障の中でも症状が軽い状態です。日常生活に支障がないので、早急に手術が必要というわけではありません。しかし、目薬の使用を途中でやめてしまうと、症状の悪化に繋がってしまうので、必ず医師の指示に従って正しく使用しましょう。
■慢性緑内障の症状
慢性緑内障は初期症状が現れないため、症状が進行するにつれて自覚する方が多いです。主な症状としては、部分的に視界が欠けて見えるようになります。ですが、片目だけに症状が現れた場合、症状の進行が進んでいても気づけないことが多いといわれています。
人間の目は片目に異常があったとしても、両目で見ることによって普段と何も変わらない視界を保ってしまいます。そのため、片目を手で覆った状態で見たときに、視界の一部が少しでも欠けて見えている場合は、すぐに病院で検査してもらいましょう。
■急性緑内障の症状
急激に目の中の圧力が高くなってしまうので、目の痛・頭痛・吐き気などの症状が現れます。目の病気ではありますが、体にも症状が現れるため、体調不良と勘違いされる方が多いようです。しかし、同時に目の痛みを感じる場合は、単なる体調不良とは言い切れないため、早急に病院で診察を受けてください。
また、発症した場合は私生活に支障をきたすほどの激しい症状が現れるといわれています。少しでも異常を感じた場合は迷わず眼科で診察を受け、適切な治療を受けるようにしてください。
症状の度合いによって治療方法が変わる
緑内障の治療方法は、多くの方が「手術を受けるしかないんじゃないの?」と考えていることでしょう。しかし、緑内障の治療方法は症状の度合いによって異なるため、必ずしも手術を受けなければいけないというわけではありません。
治療方法には、「薬物治療」「レーザー治療」「手術」などの3つに分けられていて、患者さんの症状に合った治療が行われます。それでは、どのような症状に対してこれらの治療が行なわれるのかを、一つひとつ見ていきましょう。
■薬物治療による緑内障の治療方法
よほど症状がひどくない限りは、基本的に薬物治療から行われます。それでも改善されない場合には、レーザー治療や手術によって治療が行われます。そのため、緑内障の治療に不安を感じている方でも、安心して受けられる治療方法となっています。
薬物治療と聞くとたくさんの薬を服用するイメージがありますが、緑内障の薬物治療は点眼薬(専用の目薬)となっています。ちなみに、場合によっては複数の点眼薬を使用、または内服薬を併用して治療を行う場合があります。
この点眼薬を医師の指示に従って使用することで、緑内障の原因である目の中の圧力を整えることができます。目の中の圧力が整えば症状の進行を妨げることができるため、症状の悪化を防ぐ効果を期待できます。
■レーザー治療の治療方法
薬物治療で効果をえられなかった場合は、レーザー治療が行われます。レーザー治療では眼球の中にある房水の排出口を作るために、角膜と水晶体の間にある虹彩に穴を開けます。穴が空くことによって房水の排出ができるようになり、目の中の圧力を抑えてくれる効果を期待できます。
大掛かりな利用ではないので、痛みも少なく短時間で受けられる治療となっています。入院する必要もないので、忙しい方でも問題なくレーザー治療を受けられるでしょう。
■手術の治療方法
レーザー治療を受けても症状が進行している場合は、最終的には手術によって治療を受けることになります。房水が排出される線維柱帯を切り開くことで、目の中に溜まっていた房水が排出されるようになります。
レーザー治療ではできなかった房水の排出口をしっかりと確保できるため、緑内障の進行を遅らせることが期待できます。ちなみに、緑内障患者の多くは白内障も患っている方が多いため、緑内障の手術を受ける場合は、白内障の治療も受けられるそうですよ!
緑内障の治療は必ず医師の指示に従うことが大切
緑内障の治療を受けている方の中には、薬物治療による点眼薬や内服薬の使用を忘れる、定期的な通院を勝手に止めてしまう方が多いといわれています。しかし、失明の可能性があるにも関わらず、医師から受けた指示を守らない、自己判断で通院を止めてしまうのはとても危険なので注意してください。
というのも、緑内障は完治させることができない目の病気なので、治療によって症状の進行を抑えることしかできないからです。症状の進行を抑えて視野が欠けることを防ぐのであれば、医師からに指示をきちんと守り、症状が落ち着いたとしても定期検査を必ず受けることが大切です。失明してからでは何も打つ手がなくなってしまうため、くれぐれも医師の指示に従い、正しい治療を行なっていきましょう。
視界に違和感があるならすぐに眼科で検査を受けよう!
緑内障は完全に治すことができない目の病気です。そのため、視界不慮に悩んで知るにも関わらず、そのまま放置してしまうのはとても危険です。しかし、眼科でしっかりと検査をうけて、適切な治療を行っていれば、緑内障の進行を抑えることができます。
緑内障を完全に治すことはできませんが、症状の進行を抑えることで、大切な視力を守ることができます。また、目が見えなくなってしまうと、点字を覚えることになったり、一人での外出が困難になったりなど、不便に感じることが増えてしまいます。視界が欠けて見える、目や体に激しい異常を感じた場合は、すぐに病院で診察を受けて適切な治療を行い、症状の進行を防ぎましょう!