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手術前に知っておきたいこと
術後の満足度を大きく左右する「術前コンサルテーション」
「なぜ自分はレーシックを望むのか」――。
その答えによって、治療に微妙な方向転換がおこなわれることもある
■“患者の知る権利”と“完全に自由な決定”をかなえる場
レーシックの手術前には、検査がおこなわれるだけでなく、コンサルテーションが実施されます。カウンセリング、問診、面談などクリニックによってさまざまな呼び名をしていますが、目的は同じです。
コンサルテーションは、まず「インフォームド・コンセント」をおこなう場です。
インフォームド・コンセントとはしばしば「説明と同意」と訳されますが、正しい情報を得たうえで同意することをいいます。患者さんが不利益を被らないように、医師はあらかじめ起きる可能性のある合併症など、デメリットについてもきちんと患者さんに伝える義務を負っています。
インフォームド・コンセントで患者さんに伝えられることは……
- ■どのような治療をおこなうのか?
- ■期待されるポジティブな効果は?
- ■考えられるネガティブな作用は?
- ■治療にどのくらいの期間がかかるのか?
- ■費用はどのくらいかかるのか?
……など、治療に関するあらゆる情報です。
メリットとデメリットを正確に伝え、患者さんがなんら強制や誘導などを受けず、自由な立場で手術を受けるかどうかを決められる状況を作ることが大切です。
日本眼科学会では、「医師は手術にともなって発現する可能性のある合併症と問題点について充分に説明し、同意を得ることが必要である」として、ガイドラインを示しています。
- ◇とくに、メガネやコンタクトレンズなど、ほかの矯正方法が存在すること
- ◇3D以内の近視については、老視年齢に達したときにデメリットが生じる可能性があること
- ◇手術後になんらかの病気が起こって医療機関にかかった場合、レーシックを受けたことを医師にきちんと伝えること、
これらを充分に説明することが望まれる、と指針には示されています。
■まずは手術の疑問・不安をひとつ残らず解消すること
「手術の内容で不明なことがある」「合併症の可能性について、もっと突っ込んで聞きたい」「もし合併症が出たら、その治療はこのクリニックで受けられる?」「その費用はどのくらい?」「術後の日常生活への復帰の目安はある――?」
手術を受ける患者さんにとって、疑問や不安はたくさんあるかもしれません。クリニックのウェブサイトや患者さんに配布している小冊子などがあればよく目を通し、それでも解消しないことについては、ぜひコンサルテーションで質問しましょう。遠慮をする必要はまったくありません。
■コンサルテーションでは手術を望んだ“あなたの物語”を伝えよう
しかし情報を求めることも大切ですが、もうひとつ重要なことがあります。それは、患者さん自身がレーシックを受けようと決めた背景やライフスタイルについて、きちんと伝えてほしいのです。
■まずは手術の疑問・不安をひとつ残らず解消すること
「コンタクトレンズのせいで目にトラブルが頻発してうんざりしている」
「長時間パソコンを使う仕事をしているけれど、
メガネからくる疲れ目と肩こりがひどくてもう耐えられない」
「コンタクトレンズから解放されて思いきりサーフィンを楽しみたい」
おなじレーシックという手術を受けにきていても、仕事、趣味、ライフスタイルによって、患者さんの望みは多様です。そしてときにはその内容によって、「どのレーシックが最適の治療法なのか」「目標視力をどうするか」など手術の内容に微妙な方向修正がなされることもあります。
■レーシック後の人生に、あなたは何を望むのか?
たとえば年配の患者さんで、「レーシック後に老眼の症状が目立つようになって、手元が見えづらくなっても構わない。手術を受けるのは、メガネなしでゴルフを楽しむのが目的だ」という方と「レーシックで老眼の症状が表に出てきて、手元が見えづらくなったら困る。仕事で板前をやっているので細かい作業をするし、厨房で老眼鏡はかけたくない」という方とでは、お勧めする治療法や治療のゴールが少々変わってくるでしょう。
また「もし夜間に車の運転ができなくなったら、今の職場を辞めなくてはならない」という患者さんに対しても、治療の方針を検討する必要が出てきます。
レーシックを決めた背景、思い描いているレーシック後の人生――。それらをしっかり伝えて理想のゴールに到達することを目指しましょう。
手術を成功させるための、術前4つのポイント
■「術前の検査を正確におこなうことができれば、手術の半分は成功したようなもの」
そう表現する医師もいるくらい、レーシックの準備プロセスは重要です
これまでご紹介したとおり、大部分はクリニック側が綿密に検査をおこない、治療環境を整え、ひとりひとりの患者さん固有のデータをもとに最良の治療を実現するよう手術の細やかな計画を立てます。
しかし当然ですが、患者さんの行動にも手術の行方を決定する重要な鍵があります。
◆1◆少しでも不安・疑問があったら質問し、納得できないときは中止する勇気をもつ
「まだいろいろ質問したかったのに、手術の同意書を書くのをせかされた」「合併症について具体的に教えてくれなかった」――。そういったことがあると「本当にここのクリニックで手術を受けて大丈夫?」と心配になります。しかし、それでも多くの方がなんとなくそのまま手術へと流されてしまうのが実情です。それでは先に控えたトラブルやリスクを回避することができません。
クリニックや医師とトラブルが生じたとき、当事者の患者さんからは「やっぱり」「そんな予感はしていた」「最初からヘンだと思った」という感想がしばしば聞かれます。出されていたサインを活かすことができず不快な体験をするのは、たいへん残念なことです。
ほかに「ここのクリニックのスタッフはなんだか態度が悪い」「部屋のあちこちが汚れていて不潔な感じがする」などの「印象」も大事な判断材料です。問題のあるクリニックや医師にかかってしまわないよう“患者としての勘”を最大限に働かせて判断することが大切です。
◆2◆「手術に関係ないのでは?」と決めつけず、既往歴はこまかく伝える
レーシックをおこなった医師が、合併症を起こした患者さんのケースに対して「患者さんが事前に充分な情報をくれていれば、この合併症は予防できたのに……」と悔しい思いをすることがあります。
患者さんのほうは「以前にかかったあの病気は、レーシックに関係ないだろう」と思っていても、医師は既往歴からその患者さんの体質ほか、さまざまな情報を得ることができます。そういったことを総合して、安全のための細やかな配慮をおこなっているのです。
医師の専門知識と経験上の知恵を、自分の治療のため最大限に使うには、まず自分の情報を充分に伝えることが肝要です。
◆3◆「術前検査前のコンタクトレンズ禁止令」など、注意事項は“厳守”する
クリニックからは「術前検査の準備についての注意事項」「手術当日の注意事項」「手術後の注意事項」など、たくさんのペーパーを渡されたり、口頭で何度も指導をされます。それだけ重要なことだからです。
ところが人によっては、こういった決まり事を「これはきっとやらないでも大丈夫」「3週間って書いてあるけれど2週間で充分かな」などと勝手に解釈をし、指示に従わない方がいます。これは本当に危険で残念なことです。
注意事項を指示しているのは医療の専門家、医師です。しかもすべて患者さんの安全性と治療効果のために出されている指示です。患者さんは専門家でないからこそ、その指示内容の重大さ、価値がわからず指示を無視してしまうのでしょう。しかしその行動が、せっかく受けた手術の効果を、実際に低下させてしまったり、合併症を招いてしまったりするのです。
ひとつわかりやすい例があります。患者さんは「視力出し検査」と呼ばれる術前の最終検査の前に、一定期間コンタクトレンズをはずして生活するよう指導を受けます。いつもコンタクトレンズをつけている方の場合、レンズの影響で角膜の形が変化していることがあるためです。
正確に視力を測るには、患者さん本来の自然な角膜の状態に戻さなくてはなりません。これはたいへん重要なことです。間違った視力測定結果に基づいてレーシック手術をおこなってしまったら、目指す視力にはなりません。
よってソフトコンタクトレンズの場合は検査日の前、3日~2週間、はずします。
ハードコンタクトレンズを使用している方は、3~4週間、はずします。
普段ハードコンタクトレンズを装用している方は、いったんソフトコンタクトレンズに換えて調整してもよいでしょう。またハードコンタクトレンズでは、検査数値によっては再検査が必要になることもあります。
この作業を面倒に思い自己判断で期間を短縮してしまうなどすると、正確なデータがとれないために、せっかく手術をしても期待の視力が出ないことになります。こんなに残念なことはありません。
この例に限らず、医師からの指示はどれも重要な意味のあるものですから順守するよう心がけ、理想の視力回復を実現してください。
◆4◆医師に“自分の人生”“術後の夢”を語ることで、目標視力が正しく設定される
レーシックを受けようかと検討している方々は、すでに手術を受けた経験者の「人生が変わった」という感想を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それは決して大げさな表現ではありません。実際に経験者の方々は「回復した視力」だけでなく、「新しい人生」をレーシックで手に入れたと実感しているのです。
レーシックでこのような成功を収めるには、「目標視力」を誤らないことがたいへん重要です。どなたにとっても「視力というものは高いほどよい(遠くがよく見えれば見えるほどよい)」ということではありません。個人個人、仕事や生活スタイルに合った視力というものが存在します。
たとえば、現代人は「近くを見る」機会がたいへん多くなっています。オフィスにいれば一日中、書類やパソコンに向かっていますし、学生さんの勉強にも近くがはっきり見えることが必要です。ほかにも日常生活のほとんどを、近くを見る作業をおこなって過ごしています。「近くを見る力」が必要なのです。
では近視の状態のほうが便利か、そのままでよいのかというと、わずか1メートル前にいる人の顔を識別することもできないという視力では、生活全般が不便極まりないものになってしまいます。普段の生活を裸眼でおこなうのは危険ともいえるでしょう。ある程度遠くがしっかり見えることも必要です。
大まかに、片目で0.6~1.0、両目で0.8~1.2程度であれば、そんなに不自由することもなく快適に過ごせるものです。実際に多くの方々は、メガネやコンタクトレンズを「遠くも近くもほどほどに見える」「疲れない程度」に合わせて生活をされています。
こういった、近くと遠くの見える力のバランスをどのようにとるか、それは患者さんのライフスタイルによってさまざまなのです。とくに老眼世代の方々は、「遠くがこのくらいよく見えるようになると、近くがこのくらい見えにくくなる」という兼ね合いをうまく考えて目標視力を決定することがとても大切です。
「レーシックを受けたい」という患者さんにも、実に多様な「動機」があります。「バスケットボールのチームに入っている。裸眼で思いきりプレーしたい」「メガネのストレスなしでカメラマンの仕事に打ち込みたい」「身軽にあちこち旅行したい」「目のトラブルが多すぎてコンタクトをやめたい」――。
そういった要望と、普段の暮らし方を知ることで、医師はその患者さんにとってどのくらいの見え方がもっとも適しているのかをアドバイスしてくれます。まず自分の理想の生活、理想の人生を医師に伝えることが、術後の高い満足度を実現するのです。
自分にとって最適の「目標視力」を知る チェックシート
■「自分は何をよく見たいのか」「自分にとって、どんな場面での視力が重要なのか」
自分の視力の使い方を知り、医師に正しく伝えるために――。
- ■ これまでの生活で視力を補助していたのは……
□ 主にメガネを使用していた
□ 主にコンタクトレンズを使用していた
□ 裸眼で生活していた - ■ これまで、それらを使用して見ていたのは……
□ 遠くをはっきり見ていた
□ 近くをはっきり見ていた
□ 両方ぼやけた感じであまりよく見えなかった - ■ 職業、仕事内容は……
職業【 】
仕事内容 □ 主にデスクワーク
□ 主に動き回る活動をしている
□ 車の運転が欠かせない
□ 手元でおこなう細かい作業に従事している
□ そのほか【 】 - ■ パソコンを使用する機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 昼間に運転する機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 夜間に運転する機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ よくおこなうスポーツは……
【 】 - ■ 海や山でのアウトドア活動は……
【 】 - ■ 読書の機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 料理の機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 書類・図面・契約書など細かい文字を見る機会……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 裁縫・手工芸ほか、細かい作業をする機会は……
□ 非常に多い □ときどきおこなう □ほとんどない - ■ 自分はレーシックを受けて、何をしたいか、何をよく見たいか……
【 】