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レーシック手術の流れ
レーシック手術の流れ
手術は10~20分。「もう終わり?」という印象ですがその裏には――
慎重な事前検査、綿密な機器チェック、入念な衛生管理チェックなど大切な作業がおこなわれています
手術のステップ
レーシックの手術はたいへんシンプルなものですが、「受けよう」と思い立ってクリニックにいけばすぐに受けられるものではありません。
- ■クリニックでレーシックの適性検査を受ける
- ■事前の精密検査を受ける(*検査前の1~3週間はコンタクトレンズ使用禁止)
- ■クリニックでコンサルテーション(相談・説明・アドバイス)を受ける
- ■手術
- ■翌日および1週間、1カ月、3カ月後など指定どおりに定期検査を受ける
たとえ手術を急ぐ事情があっても決してこれらの手順をスキップすることはできません。すべてのステップは患者さんの安全のために設定されているものです。
ここではメインとなる手術の手順をお伝えします。
■① 麻酔薬を点眼する
手術中に痛みを感じることがないよう、局所麻酔をおこないます。麻酔薬を点眼するだけで、注射などはおこなわれません。
■② 手術室に入る
感染症予防のため清潔に保たれた手術室に入り、リクライニングのイス(あるいはベッド)に、リラックスして横になります。歯科治療のときのように手術はこのままおこなわれます。
■③消毒をする
消毒液をふくませたコットン球で、まぶたと目の周囲を消毒します。女性の患者さんには、当日目のまわりのお化粧を控えていただくか、早めに来院してお化粧を丁寧に落としていただきます。
■④ まぶたを開く
開瞼といいますが、専用の器具でまぶたを大きく開きます。まぶたの開口部が、少し引っ張られるような感覚があるかもしれませんが、この後の作業のため、しっかり開いておくことが重要です。
■⑤ フラップを作成する
フェムトセカンドレーザーというレーザー照射装置を用いてフラップ(ふた)を作ります。
■⑥エキシマレーザーを照射する
フラップをめくって、角膜実質層にエキシマレーザーを照射します。照射する時間は通常20~60秒程度で、患者さんの近視度数によって異なります(手術前に患者さんの屈折値がレーザー装置のコンピューターに入力してあり、照射時間がその値から自動的に設定されます)。レーザーは目に見えず、痛みも感じません。患者さんは目の前で点滅する光(固視灯)を見つめてください。目を動かさないことがとても大切です。
■⑦ フラップを戻す
レーザー照射が終了したら、表面を洗浄してフラップをもとに戻します。水をかけながらフラップを伸ばし、シワが寄ったりずれたりせずきれいにもとの位置に戻っているか丁寧に確認します。そのままにしておくと切断したフラップが接着されていきます。
■⑧ 抗生剤を点眼する
処置によって炎症などが生じないよう抗生剤を点眼します。数分そのままおき、フラップが乾いてきたら終了です。しばらく別室で休んだ後、かんたんな角膜の状態チェックをして異常がなければそのまま帰宅できます。
手術直後の目の様子、視力の状態
「少しは痛む?」「しばらく眼帯生活?」「すぐ見えるようになるの?」
気になる手術直後の状態をご案内します
■包帯・眼帯は必要なし。でも防護グラスで大切に保護しよう
レーシックでは、手術後に何日も包帯や眼帯をして過ごしていただく必要はありません。強い光の刺激や粉塵を避けるため、専用のグラスをかけていただきますが、基本的には手術後すぐから裸眼生活をスタートすることになります。
手術直後(当日)の段階では、少し見え方に違和感が生じるかもしれません。かすみがかかったように視界がハッキリ見えない可能性がありますが、これはごく一般的なことですのでご心配はいりません。
■「もやがかかったよう」「かすんで見える」は一時的なもの
手術を終えてすぐは、角膜のフラップが多量の水分を吸って少しむくんだような状態になっています。ですから、どうしてもかすみ目のような見え方になるのです。そのため視力が大きく回復したという実感は今ひとつといったところでしょう。しかしガッカリしたり手術が失敗したのではないかと心配することはありません。
しばしばレーシックの経験者からは「手術後すぐにハッキリ見えるようになって感激した」というような感想が聞かれます。それは否定しませんがたいていの場合、そういった劇的な変化を体験されるのは翌朝、目覚めたときです。
■ほとんどのケースで手術翌朝からクリアな視界を楽しめる
ですから失望したり不安に思うことなく、手術の後はそのまま早く帰宅をし、よく眠って目を休め、手術で疲労した目の回復を助けるようにしてください。
■痛みの心配は基本的に不要
また目に軽い異物感を生じることはありますが、痛みと呼べるような苦痛はまず起こりません。これはレーシックのたいへん大きなメリットとして歓迎されています。
レーシックが開発される前の段階では、近視など視力に問題のある方への治療としてPRKという角膜矯正手術がおこなわれていました(詳しくは「レーシック 発展のあゆみ」へ)。この手術では同じエキシマレーザーを、角膜の表面に直接当てて削りますが、このやり方だと術後4~5日は痛みが生じてしまうのです。
PRKにもメリットがあり、レーシックが受けられない人を中心に現在でもおこなわれることがありますが、痛みのない手術だという点はレーシックの基本的な特徴になっています。
また合併症を起こさず、最良の成果を手に入れるには、患者さんの術前・術後の行動がたいへん重要になります。レーシックを受けようと実際に検討されている方は、ぜひこちらの内容をご参照ください。