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信頼できるクリニックの選び方
信頼できる医師・クリニックの選び方
広告に書いてあるのはよいことばかり。口コミは個人の主観だらけ。
何を基準に選べば「よい医師」「よいクリニック」と出会えるのか――?
要注意! レーシックの医師選びに潜む、意外な落とし穴
■医師はどうやって眼科医になるのか
ひとつ、意外で心配な事実をお伝えしなければなりません。実はレーシックをおこなっている医師のすべてが眼科の専門的トレーニングを受けた「眼科専門医」とは限りません。これは日本の法律上の問題でもあります。
現在の日本では医師国家免許さえあれば、内科でも整形外科でも看板を掲げて開業することができます。たとえ大学を卒業したばかりで、専門的な知識や技術を学んでいなくても、好きな診療所を出すことができてしまうのです。
もちろん眼科医についても同様です。眼科疾患全般についての基礎知識、治療技術を習得した上で、近視手術、白内障手術、緑内障手術、網膜硝子体手術、角膜移植手術などの経験を積み、最新・最良の治療法についてたゆまぬ勉強を重ね、技術トレーニングをおこなう――。そのような専門教育プログラムを受け研鑽を積んでいる医師だけが、眼科医を名のれるというわけではないのです。
■レーシック執刀医は「眼科専門医」であるとは限らない
眼科の看板を掲げ、レーシックをはじめとする角膜矯正手術をおこなっている医師たちの中にも、眼科教育を受けていない医師がいます。法律的に許されているだけでなく、近年の治療機器の進歩ゆえに、技術的にもそれが可能になっているのは皮肉なことです。
エキシマレーザーを使用するレーシックやPRKでは、患者さんのデータを入力すれば、器械がオートマティックに照射するエキシマレーザーの量を制御してくれます。クリニックに器械を導入し、操作手順を身につけさえすれば、眼科専門医でなくとも手術をおこなうことができてしまいます。もちろん、それは大変に危険なことです。
■専門医でない医師からレーシックを受けると何が起こるのか
実際に、眼科の基礎的トレーニングさえ積んでいない医師によって屈折矯正手術がおこなわれ、治療を受けた患者さんにトラブルが起きた例を耳にすることがあります。眼科の専門的知識が欠如していると、実にさまざまな問題が起きます。
眼科領域の知識が不充分な医師にかかると、患者さんが感染症をはじめ合併症を起こしたとき、早期のうちに診断し、適切な治療をおこなうことができないケースがあります。また術前の精密検査のデータの意味をすくいとることができず、レーシックを避けるべき患者さんに手術をおこなって持病を悪化させてしまったり、本来なら回避することができたはずの合併症をみすみす発生させてしまう例もあります。
「
手術はするけれど、その後に起きた問題については対処できない」という医師にレーシックをおこなう資格はありません。しかし残念なことに法的にも技術的にもそれを許してしまう環境があるのが事実です。眼科の専門学術誌には、そういった医師たちが引き起こした症例についてレポートが掲載され、大きな問題になっています。
■信頼の基本的条件は「日本眼科学会が認定した眼科専門医」であること
対策のひとつとして、日本眼科学会は「眼科専門医制度」を設けています。一定期間、専門性の高い研修を受けた医師であることを眼科学会が認定する制度です。
この資格を取得するためには条件があります。
- ◆眼科医として5年以上の臨床経験があること
- ◆眼科手術を執刀医として100件以上おこなっていること
- ◆眼科に関する論文を1編以上執筆し、掲載されていること
- ◆眼科に関する学会報告を2報以上おこなっていること、など
その上で研修を受け、さらに2日間に及ぶ認定医試験に合格しなくてはなりません。
この資格を持っているからといって、腕利きの眼科医であると保証されるわけではありません。しかし一定の信頼はおけるでしょう。自分がレーシックを受けようと思っている医師が認定された眼科専門医かどうかは、ウェブサイトや電話での問い合わせで確認することができます。
日本眼科学会ホームページ http://www.nichigan.or.jp
日本眼科学会 電話番号03-3295-2360
後悔しない レーシック医師選び7つのポイント
ベストな選択をかなえ、「受けてよかった!」を実現する
レーシック執刀医とクリニックの“信頼度チェック”
■1■ クリニックやそこで働く医師・スタッフたちに、以下のような点はみられませんでしたか? ――「不衛生」「身だしなみが乱れている」「応対する態度が横柄」「不真面目な態度」「予約ミスなどが重なる」
⇒ 衛生管理やスタッフ教育、顧客対応がきちんとしていないクリニックは、責任者である医師がいいかげんな人物だと推測できます。手術用の器械、器具のメインテナンスや衛生処理もずさんな可能性があります。慎重に検討されたほうがよいでしょう。
■2■ 丁寧で充分な検査・診察がおこなわれ、その結果について医師からきちんと説明されましたか? あなたの質問には納得できるまで答えてもらえましたか?
⇒ 検査はあなたが本当に安全にレーシックを受けることができる状態なのか、ほかにもっと適した治療がないか、手術の際に留意しなければならない点はないか、などを知るための大切な情報収集です。各検査項目をもれなく実施し、結果についてはあなたに説明すべきものです。
■3■ あなたにおこなわれる手術について充分に詳しく説明されましたか? 疑問はないか、不安はないか、尋ねてくれましたか?
⇒ 手術を受ける際の注意事項、手術の手順、その後の予後、術後の生活や注意点などをあなたが知ることは、目標視力の達成や合併症の予防の観点から非常に重要です。これらについて詳細な説明がないとしたら、それは大変不安な施設です。
■4■ 起きる可能性のある合併症や手術のデメリットについて、きちんと説明を受けましたか?
⇒ 手術を受けることで、あなたがどのようなデメリットを得る可能性があるのか、医師は伝える義務があります。合併症など好ましくないことについても、隠したりごまかしたり面倒がったりせず、誠実に伝えてくれる医師や施設を選びましょう。
■5■ 担当医はあなたがレーシックを受ける目的や、要望、ライフスタイルについて充分理解した上で目標視力を設定しましたか?
⇒ 視力は「遠くが見えれば見えるほどよい」というものではありません。個人個人のライフスタイルによって「遠くはほどほどに見えればいい、手元が見えにくくなるのは困る」「裸眼でスポーツをしたいからとにかく遠くがよく見えるようにしたい」など異なります。医師があなたにとって最適の見え方を知ろうという気持ちを持っていれば、あなたに手術を受ける目的を尋ねるはずです
■6■ 手術後の定期検査は、中・長期にわたって手厚くおこなわれる予定になっていますか?
⇒ 手術はするけれどその後は知らない、というのはあまりに無責任です。レーシックの後は3カ月~半年くらい、状態が不安定なこともしばしばありますので、きちんとした医師であれば、最初から定期検査の日程を先々まで組んで患者さんにお知らせをしています。
■7■ もし手術後に合併症が起きた場合には、そのクリニックで治療をしてもらえる予定になっていますか?
⇒ もし訪ねたクリニックが「ここは手術専門の施設」「術後に問題が出たときの治療はかかりつけのクリニックで」と案内していたら、その施設で手術を受けるのは避けたほうがよいと思われます。術後のフォローアップまで含めて「レーシック」です。それを拒否するようでしたら、眼科の専門知識がない医師の疑いもありますので慎重に検討されたほうがよいでしょう。