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目でものが見えるメカニズム

「ものを見る」ことは単純な機能のように思われていますが、人体の精妙な機能が複雑に関わっています。目とその周辺の器官・組織だけでなく、脳も重要な働きを行っています。

① 光が角膜に入る

ここで内側に光を屈折させます。必要な屈折の7割ほどを、角膜がおこないます。

② その光が虹彩(瞳孔)を通る

このとき、明るすぎれば光の量を減らし、暗すぎれば光をできるだけ集め、調節をおこないます。

③ さらに光が水晶体へ進む

ここで最終的な屈折(ピント調整)をおこないます。網膜の黄斑部できちんと像を結べるようにピントを合わせます。

④ 光が網膜に到達する

スクリーンの役目を担う網膜に光が像を結びます。
この時点では、像は実際とは上下左右が逆になっています。

⑤網膜の視細胞が視覚情報を認知・変換する

視細胞は、受け取った視覚情報を電気信号に変換します。

⑥ 電気信号が視神経を伝わって大脳に送られる

大脳は、後頭葉にある視覚野で情報を認知すると、さらに前頂葉、前頭葉と分析を進めます。

⑦ 脳が情報を分析し(上下左右も修正)、実像と同じように見える

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